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新橋・新虎通り沿いの新築ビルが竣工/安田不

「新虎安田ビル」外観

 安田不動産(株)は26日、開発を進めていた「新虎安田ビル」(東京都港区)を2月末に竣工、5月7日にはビジネス支援施設「NIKAI」を開業すると発表した。

 同ビルはJR「新橋」駅徒歩5分の新虎通り沿いに立地。敷地面積は2,234.19平方メートル。建物は地上14階地下2階建て、延床面積は2万5,844.93平方メートルの事務所・店舗等で構成する複合ビル。清水建設(株)が開発した建物OS「DX-Core」を導入し、ビル内のさまざまな設備・機器、アプリケーションを連携。ビル運用の生産性向上や利便性の向上に寄与させる。

 オフィスは基準階面積1,323.03平方メートル、基準階天井高は2.8mの無柱空間で、4面から採光しつつ、グラデーションブラインドによる執務空間の最適化や、内部階段増設スペースの確保など、テナントのさまざまな要望にフレキシブルに対応できる。

 5月に開業する「NIKAI」は、同ビル2階にカンファレンスホールと会員制のシェアラウンジを併設した施設。「人と街に。いつもの日常に快適を」をコンセプトにプレミアムなデザインを施し、入居者だけでなく外部の人も使いやすい施設とした。カンファレンスホール「NIKAI Conference」は、最大400平方メートル超、天井高4.5m、最大収容人数300人。最大4分割まで対応できる。シェアラウンジ「NIKAI Flex」はオープンエリアに加えて4~14人利用の個室会議室8室、ソロスペースで構成。仕事や打ち合わせ等に利用できる。

 このほか、環境対応に関しては、BELS最高ランクの5つ星評価取得や、同社のオフィスビルで初のZEB Ready認証を取得のほか、RE100対応の再生可能エネルギー由来電力などを導入。BCP対策では、中間免震構造の採用や新耐震基準の1.5倍相当になる耐震性能や、異なる変電所からの2回線受電などを行なっている。


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