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国土交通省、6月分「建設工事受注動態統計調査報告」を発表

 国土交通省総合政策局は9日、2002年6月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 これによると建設工事受注高は4兆5,120億円で、対前年同期比▲10.6%となった。そのうち元請受注高は2兆9,782億円(前年同期比▲9.4%)で、下請受注高は1兆5,338億円(同▲12.7%)であった。
 元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆2,721億円(同▲15.3%)、民間等からの受注高は1兆7,061億円(同▲4.4%)であった。
 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、前年同月比▲20.2%の1兆1,571億円。うち国の機関からは2,758億円(同▲13.8%)で、地方の機関からは8,813億円(同▲22.0%)であった。
 民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は2,087億円(同▲8.2%)で、前年同月比で5ヵ月連続の減少。建設工事・建設設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は3,550億円(同▲10.1%増)と、3ヵ月ぶりに前年同月比が減少をみせた。

 なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)からも閲覧可能。


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