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三菱地所、丸ビルオープンを記念し2つのイベントを開催

 三菱地所(株)は12日、丸ビルがグランドオープンを迎える9月6日より、約1ヵ月間にわたり、丸の内エリア各所がアート体験装置となる大規模アートプロジェクト「『Another Time,Another Space in marunouchi』~丸の内Communication Art Town(CAT)プロジェクト~」と、「江戸・東京 都市文化を発信した400人展」を開催すると発表した。

 どちらも同社が丸ビルオープンより1年間にわたり展開する「Love Marunouchiキャンペーン」の一環として開催するもの。
 「『Another Time,Another Space in marunouchi』~丸の内Communication Art Town(CAT)プロジェクト~」は、丸ビル内の巨大空間MARUCUBEをや、丸の内エリア内数カ所のビルのロビーや丸の内仲通りの各所に、小型のビデオカメラ、コンピュータ、スクリーンを内蔵した近未来を感じさせる形態のオブジェを設置。それぞれのカメラが捉えた風景をコンピュータでリアルタイムに処理され、不思議な形、不思議な動きに変えられてスクリーンに映し出される。スクリーンを見ている自身の姿もゆがめられることから、まるで別世界に迷い込んでしまったかのような錯覚を体験することができるという、街全体を舞台にした異次元感覚のアート作品となる。なお、同プロジェクトをプロデュースするのは、最年少で現代日本美術展大賞を受賞するなど、国内外で活躍中のメディアアーティストの岩井俊雄氏。

 また、同期間に開催する「江戸・東京 都市文化を発信した400人展」は、来年迎える江戸開府400年記念のプレイベント。東京で育まれた都市文化を「人」という切り口でつづる展覧会。博物学者の荒俣宏氏監修により、江戸幕府を築いた徳川家康から、ハヤシライスの開祖や江戸のアイドルまで、さまざまな分野で活躍した400人の生き方や業績が紹介される。詳細は以下の通り。

■「江戸・東京 都市文化を発信した400人展」
日時:2002年9月6日~29日
場所:丸ビル7階教養部
入場料:無料


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