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明海大学と浦安市、大学生の社会貢献活動の推進に関する協定を締結

調印式で握手をする浦安市長・松崎氏(左)と明海大学長・高倉氏(右)

 明海大学浦安キャンパス(所在:千葉県浦安市、大学長:高倉翔氏)と浦安市(市長:松崎秀樹)は、明海大の学生が市内の公共施設で社会貢献活動(ボランティア活動)を希望したときに受け入れるための協定を締結。同キャンパスで8日、協定書締結の調印式が行なわれた。

 明海大学と浦安市は、地域発展を基軸とした積極的な相互協力が不可欠であるとの認識で合意し、2000年12月4日に相互協力に関する合意書の調印を行なっており、今回の調印式はこの合意書に基づくもの。
 事業内容としては、大学側は活動内容について、学生に事前指導を行ない、市内の公共施設においてボランティア活動を実施させる。受入先の施設は学生の活動内容を市へ報告し、この結果報告を受け、市長が証明書を発行。市長の活動証明書と受入先からの報告書に基づいた報告会を開催し、大学側が学生に単位を認定する仕組みとなっている。
 受入先は、小中学校、市立幼稚園・保育園、特別養護老人ホーム等で、クラブ活動の補助や保育補助、特別養護老人ホーム入所者の話し相手や外出時の付き添い(車いすの操作)などが主なボランティア活動となる。なお、具体的な実施時期などについては協議して決定していく方針。
 浦安市では、この活動を通じて、明海大学浦安キャンパスの学生が市民活動へ参加するきっかけづくりになることを期待するとしている。


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