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大京、「ライオンズマンション大阪スカイタワー」事業概要を発表

「ライオンズマンション大阪スカイタワー」完成イメージ

 (株)大京は25日、大阪市西区新町1丁目で建設中の「ライオンズマンション大阪スカイタワー」事業概要を発表した。

 同物件は、敷地面積2,604.95平方メートル、地下1階地上35階建て。高さ約123メートルで、総戸数233戸(住戸232戸、店舗1戸)。タワーマンションのパイオニアとしてこれまでに全国で25棟のタワーマンションを手がけてきた同社にとって、関西圏初となる超高層タワーマンションであり、総事業費85億円をかけたビッグプロジェクトだ。
 「やさしい環境」「安全な暮らし」「快適性の追求」の3つのテーマを持ち、(1)超高層マンションとして日本で初めてオール電化システムを採用、(2)住宅性能評価書付き、(3)耐震・耐火性能に優れた「CFT構造」「制振工法」採用などが特徴。プライバシーを重視した設計で、1フロアあたり2戸~4戸に付き1基のエレベーターを設置、28階の「スカイラウンジ」やキッズルーム、会議室の設置など共用施設も充実している。
 「四ツ橋」「西大橋」「心斎橋」の地下鉄3駅の利用が可能で、若者に人気の「心斎橋」や「南堀江」などの人気スポットへも徒歩圏内。東西に広がる敷地形状を生かして約70%以上の住戸を南向きに配置するなど、敷地条件も整っている。
 第1期販売は、12月11日から登録受付開始、16日抽選会。販売戸数129戸(1LDK~4LDK)、予想販売価格3,000万円台~1億2,600万年台、予想最多価格帯4,100万円。129戸中117戸が住宅金融公庫の都市居住再生融資付の予定。
 記者発表で同社取締役副社長の奥田一氏は、「大阪経済は地盤沈下しているが、本プロジェクトには自信を持っている。大阪近辺だけでなく、中国・四国・九州からのニーズもあると感じている」と語った。竣工は2004年7月12日、入居開始は同月15日の予定。


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