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RIF、2002年下期「住宅マーケットインデックス」結果を発表

 不動産情報サービスのアットホーム(株)、都心高級賃貸住宅仲介を手がける(株)ケン・コーポレーション、不動産調査・情報提供を行なう(株)不動産経済研究所の3社が、(財)日本不動産研究所の協力を得て設置した「住宅インデックス・フォーラム」(略称:RIF)は、東京23区内の新築・中古・賃貸各マンションを対象に、2002年下期(7~12月期)の売買価格・賃料・利回りを調査・集計した「住宅マーケットインデックス」をまとめ発表した。

 これによると、東京23区の1平方メートルあたりのマンション価格は、新築が61.7万円(前年同期比0.2%上昇)、中古は50.7万円(同1.4%上昇)となり、ともに上昇傾向を示した。一方で、1戸あたりの利回りを見てみると、新築6.3%(同0.1ポイント上昇)、中古7.0%(同0.0ポイント)とほぼ横ばいの傾向にあることが分かった。
 また、都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)で見ると、すべてのタイプで価格が上昇しており、特に新築の小型タイプは、前年同期比17.9%上昇と大幅に上昇している。
 1平方メートルあたりのマンション賃料については、23区内は新築3,226円(同1.5%上昇)、中古2,955円(同1.3%上昇)であったのに対し、都心5区では新築5,363円(同▲1.8%)、中古4,797円(同▲2.5%)と下落した。都心5区については、1戸当たりの利回りについても、新築5.9%(同▲0.5ポイント)、中古7.0%(同▲0.2ポイント)と下落傾向を示している。
 なお、RIFでは、今回の調査結果をエリア別に詳細にまとめた冊子(A4判、約60ページ)を2,100円(消費税込み)で販売する。申込みは、アットホーム社カスタマーセンター(TEL:03-3730-6395)まで。


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