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旭化成、ペット共生住宅「プラスわん・プラスにゃん」をリニューアル発売

「プラスわん」外観(上)、「ベルトウィンドウ」(下)

 旭化成(株)住宅カンパニーは5日、7日よりリニューアル発売となるペット共生住宅「へーベルハウス プラスわん・プラスにゃん」の記者発表を行なった。

 ペット共生住宅という新しい住宅の形を提案した「プラスわん・プラスにゃん」は、2000年10月に発売され、多くの反響を得た。その後も、ペットを「家族の一員」として飼育する家庭が増加したことや、2002年5月に飼い主の社会的責任に一定の基準を示した「家庭動物等の飼育及び保管に関する基準」が告示されたことなどを踏まえ、今回のリニューアルへと至った。
 主なリニューアルの内容として、ペット自身と人の快適さを充実するため「ペットドア付出入り口建具」や「ベルトウィンドウ」などのアイテムを追加。犬と共生する住まい「プラスわん」では、来訪者が迷惑や不安を感じない「来訪者配慮型ペット共生住宅」を、また、猫と共生する住まい「プラスにゃん」では、猫を屋内で飼育することを提案している。
 記者会見では、同社住宅マーケティング総部長の熊野勲氏が「ペット自身、共生する人間にとってもちろんのこと、近隣や来場者も含めて快適に共存できる住宅のあり方を提案していく」と話した。
 本体価格は、「プラスわん」「プラスにゃん」ともに3.3平方メートルあたり60万円から。初年度は、合計で200棟の販売をめざす。


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