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ケネディ・ウィルソン、三井物産と不動産ファンド組成で提携

 ケネディ・ウィルソン・ジャパン(株)は4日、同日開催の同社取締役会において、不動産ファンドの組成・運営事業等に関し、三井物産(株)との業務提携および資本提携を決議するとともに、第三者割当により、同社に対し新株式を発行することを決議したと発表した。

 今回の業務提携は、三井物産グループの案件組成力と不動産ファイナンスに関する高度なノウハウに、同社の不動産ファンド運営におけるアセットマネジメントの経験とノウハウを相互補完的に融合することを目的に実現したもの。不動産投資ファンドの組成・運用をはじめ、新規不動産関連ビジネスの企画・開発、不動産物件情報の共有化および金融商品に対する投資家の相互斡旋による事業化などにつき、戦略的な提携関係を構築し、共同して事業の推進を図っていく。
 なお、今回第三者割当により新たに発行された株式は、普通株式1,700株。発行価額は1株につき156,000円で、総額は2億6,520万円。これにより、三井物産は同社の第9位の株主となった。


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