国土交通省は10日、2003年9月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると2003年9月の建設工事受注高は5兆7,573億円で、対前年同月比▲5.2％となった。うち元請受注高は4兆835億円（対前年同月比▲6.7％）、下請受注高は1兆6,739億円（同▲1.1％）。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆5,914億円（同▲21.38％）、民間等からの受注高は2兆4,921億円（同5.8％増）であった。
また、公共機関からの受注工事（1件500万円以上の工事）は、同▲22.6％の1兆4,952億円。うち「国の機関」からは4,178億円（同▲12.4％）、「地方の機関」からは1兆774億円（同▲26.0％）であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等工事の受注額（1件500万円以上の工事）は2,981億円（同▲7.6％）、建築工事・建築設備工事（1件5億円以上の工事）の受注額は7,526億円（同6.8％増）となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ（http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html）にて閲覧可能。