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住友不動産、「2004年3月期中間決算」発表

 住友不動産(株)は13日、「2004年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期(2003年4月1日~2003年9月30日)単体業績の売上高は1,673億5,000万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は242億5,700万円(同▲3.7%)、経常利益は113億3,900万円(同▲19.5%)、当期純利益は14億2,400万円(同▲76.9%)。
 当期連結業績(対象27社)の売上高は2,069億6,700万円(同0.8%増)、営業利益は343億3,500万円(同2.9%増)、経常利益は184億2,800万円(同6.1%増)、当期純利益は46億6,900万円(同▲30.9%)であった。
 セグメント別には、不動産賃貸事業部門において、既存ビルの減収を「泉ガーデンタワー」、「住友不動産新宿オークタワー」などの通期稼働によりカバーし、同事業収益が初めて1,000億円の大台を突破した。また、不動産販売事業部門においては、マンション、戸建て、宅地の合計で1,124戸(前年同期比+13戸)を販売計上。不動産流通事業部門では、直営仲介店舗の3ヵ店増設(中間期末現在209店舗)や既存店舗の立地向上、リニューアルを実施したほか、7月に開始した物件取得情報検索システム「Myページ」がアクセス数の大幅増に寄与するなど、IT戦略の強化が奏効し、前年同期比22億7,400万円の増収、同9億3,300万円の増益となった。
 なお通期は、経営方針における減損会計に対応するため、500億円の特別固定資産処分損等を特別損失に計上する予定で、連結で売上高5,800億円、経常利益650億円、当期純利益60億円を見込むとしている


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