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藤和不動産ら3社、「上水予熱方式マンションコージェネシステム」採用第1号物件を発売

 藤和不動産(株)、近鉄不動産(株)、近畿菱重興産(株)の3社は、共同で開発中の大規模マンション「ビスタグランデ舞子」(神戸市垂水区、総戸数260戸)を、11月下旬より販売開始する。

 JR神戸線「舞子」駅より徒歩11分、山陽電鉄本線「舞子公園」駅より徒歩10分に位置する同物件は、都市基盤整備公団主催による「東舞子団地 民間事業者向け土地譲渡事業計画提案競技」において選出され、事業化したもの。大阪ガスの技術協力による日本初の「上水予熱方式マンションコージェネシステム」を採用した点が特徴で、採用第1号物件として、快適性・経済性・省エネ性を兼ね備えた暮らしの実現をめざしている。
 「上水予熱方式マンションコージェネシステム」とは、ひとつのエネルギーから電気や熱など複数のエネルギーを同時に取り出し、有効活用するシステムで、ガスエンジンを回して発電する際に出る排熱を無駄なく利用することが可能。同物件では、共用部分で電気を発電し、各住戸および供用部分において使用する電力の一部をまかない、同時に発生する熱を利用して、各住戸で使用する水を温める仕組みとなっている。
 住戸プランは2LDK(63.83平方メートル)~4LDK(111.31平方メートル)、36タイプを用意。予定最多価格帯は2,900万円台。2005年2月下旬に竣工、同年3月下旬に入居の予定。


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