戸建て住宅のFCを展開する（株）アイフルホームテクノロジーは25日、注文住宅の持つ自由さと規格型住宅の持つ合理性を融合したオーダー方式「カスタムプロデュース」を開発、提供する住宅の主力商品シリーズ名を「the EYES（アイズ）」とすると発表。また併せて、新社長に就任した福本進氏の就任披露も行なった。
同商品は「会社創立20周年にともない、今までやってきたことを大きく展開したい」（同社社長：福本進氏）と開発された商品。同社ではこれまで「より多くの人に、より良い家を、より合理的に」をテーマに住宅の提供を行なってきており、今回の開発は中でも「より合理的に」を反映。低価格と高品質は当然とした上で「デザイン」、「仕様」、「生活提案」を選択可能にすることにより、同社の主なターゲット層である20歳代から30歳代の「自分好みの暮らし」に対応させた。
なお、今回開発した「カスタムプロデュース方式」とは、基礎や屋根・外壁・階段などの基本構造部分と、内部仕上げ材・収納・住宅設備・建具・外部意匠など、ユーザーの自由意志を反映する仕様部分とに区分し、ユーザー本位の家づくりを実現できるとしたもの。具体的には基本構造部分の価格に仕様部分の価格をプラスする方式にすることで、これまでの基本本体価格の坪単価表示と比べ、より細目にわたる価格明示が可能となっている。ユーザーはカタログをベースに希望の設備器機や部材を選定してマイホームをカスタマイズできることになる。
販売価格は、モデルハウスプラン（45坪）参考価格が1,450万円。2004年1月17日より全国一斉に販売開始し、初年度5,000棟の販売をめざすとしている。