ニチモ（株）は25日、「2003年9月期決算短信（単体・連結）」を発表した。
当期（2002年10月1日～2003年9月30日）単体業績の売上高は668億4,600万円（前期比7.0％増）、営業利益は43億1,600万円（同31.8％増）、経常利益は32億6,500万円（同45.0％増）、当期純利益は▲567億8,700万円。
当期連結業績（対象3社）の売上高は704億900万円（同6.6％増）、営業利益は43億8,200万円（同32.2％増）、経常利益は29億6,700万円（同93.7％増）、当期純利益は▲565億2,300万円であった。
当期は、不動産分譲事業において、「ニュートン・プレイス」（東京都江東区）、「ニューロシティ」（東京都日野市）などの他社との共同事業物件、および「ルイシャトレ西白井グランメッセ」（千葉県白井市）などの自社単独物件を販売した結果、増収増益。一方、不動産賃貸事業においては、借上転貸マンションの解約や賃料水準の下落等により減収減益となった。これにより、全体では売上高、経常利益がともに前期比でプラスとなったものの、賃貸資産等の固定資産売却損失引当金繰入額546億7,200万円を特別損失に計上したことにより、565億2,300万円の純損失となった。
なお次期業績については、売上高585億円、経常利益11億円となる見込み。