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三菱地所、既存住宅の性能表示制度を利用開始

 三菱地所(株)は5日、2002年7月に導入された既存住宅性能表示制度を活用し、「船橋夏見パークハウス」の共用部分について、同社物件では初めて既存住宅の「評価シート」の申請を行なうと発表した。

 同社では、2000年10月の住宅性能表示制度導入時より、独自の住宅性能表示システム「チェックアイズ」を設け、広くユーザーへの情報開示を行なうなど、積極的に同制度を活用。さらに昨年7月の既存住宅における性能表示制度発足に際しては、いち早く同制度の利用を決定、チェックアイズ対象物件について、竣工後2年目の定期点検・補修完了後に共用部分の「評価シート」を同社の費用負担で取得することとしており、今般、対象物件である「船橋夏見パークハウス」が竣工から2年経過したことに伴い、既存住宅の「評価シート」の申請を初めて行なうこととなった。
 
 また「チェックアイズ」については、12月1日に専用ホームページを刷新。「マンションの基本性能」や「性能表示制度」を、クイズや動画を用いて解説するコーナーなどを盛り込み、より分かりやすいホームページとした。


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