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オリックス・リアルエステート、集合住宅初となるカーシェアリングサービス開始

カーシェアリング配備車両の「スズキ MRワゴン」

 オリックス・リアルエステート(株)(東京都港区、代表取締役:西名弘明氏)は、この度、ITS(高度道路交通システム)技術を活用したカーシェアリングシステムを国内で初めて集合住宅のサービスとして導入。25日より開始する。

 同システムを導入するのは、同社で販売中の西欧型コミュニティタウン「MARKSPRINGS(マークスプリングス)」(横浜市瀬谷区、敷地面積約5万4,000平方メートル、総戸数734戸)。

 カーシェアリングとは、少数の自動車を多数の利用者で共同利用するレンタカーシステム。コミュニティタウンの敷地に隣接した駐車場に車両ステーションを設置し、住民に日常の足として気軽に利用してもらうのが目的だ。

 配備車両は、スズキ(株)の「MRワゴン」。料金は、月会費5,000円のAプランでガソリン車の場合15分150円(事前に参加手数料1万円とICカード発行料1,500円が必要)。

 同システムは、集合住宅以外では、東京都丸の内地区(東京都千代田区)、JR横浜駅前(神奈川県横浜市)、JR川崎駅前(神奈川県川崎市)の車両ステーションでもすでに開始しており、マークスプリングスにて同システムに参加していれば、ほかの車両ステーションでも利用が可能という。今後その他の地域でもサービスを拡大していく予定。


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