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積水ハウス、営業戦略と新商品体系の記者発表を開催

「Be free」ヨーロピアン・テイストの一例

 積水ハウス(株)は30日、パーソナルオーダーメイドシリーズ「Be free」と、新戦略商品システムについて、記者発表を開催した。

 「Be free」は、同社主力商品である「セントレージ・シリーズ」を本格的に再編・進化させたもの。顧客の要望に応えやすいオーダーメイドで、手づくり感のある住まいづくりを可能にした。「品質は良いが既製品的」という、プレハブ住宅のイメージを一新させる自由設計で、幅広いニーズに対応できる次世代のプレハブ住宅をめざした。

 和・洋・モダンの3つの生活テイストを基軸に、主に8つのコーディネーションスタイルを提案。従来の「セントレージ・シリーズ」の16の商品を1つに統合し、商品別の部材運用のデザインと設計の自由度を向上させた。明解で分かりやすいシステムで、顧客に説明しやすい商品構成をめざす。
 発売日は2004年4月29日から。価格は3.3平方メートル当たり47万円~80万円(消費税込)、1棟価格の目安は2,000万円~6,000万円(消費税込)。販売地域は、沖縄を除く全国となる。

 また、同社では、間取りと予算をコーディネイトするプレゼンシステムを導入し、「顧客の立場に立った個別提案を強化、コンサルティング営業を行なう」(代表取締役社長・和田 勇氏)としている。
 なお、販売目標棟数は月に1,100棟をめざすとしている。


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