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C21・ジャパン、新社長に三津川一成氏

「『新・お客様主義宣言』をつらぬくためには、本部のレベルアップ、加盟店のレベルアップ、営業マンのレベルアップがかかせない」と三津川社長

 センチュリー21・ジャパンは、6月23日に開催された定時株主総会で、代表取締役に三津川一成氏(前・東京営業本部長)が就任したと発表した。

 4代目社長に就任した三津川氏は、1984年に設立間もない同社に出向して以来、93年には取締役、2000年には専務取締役東京営業本部長を歴任。本部のみ加盟店ゼロの時期、初の加盟店オープンの時と、まさに同社とともに20年以上歩んできた人物。

 会見の席で三津川氏は、当座の課題として新規加盟店のさらなる獲得および営業マン1人当たりの売上げアップを挙げ、「2010年には、加盟契約店を04年3月31日現在の544店から1,000店に、営業マン1人当たりの年間売上平均を1,100万円から1,500万円に持っていきたい」と具体的目標を語った。
 また、既存加盟店の業績アップも重要な課題としており、そのために本部スタッフのレベルアップを図りながら、より高度な教育・研修活動を積極的に行なっていく方針を発表。さらに、アメリカではすでに確立されている「VIP紹介制度」や、現在研究会での検討を続けている「相続コーディーネーター制度」などの構築と普及、すでに会員数約5万人となっている「クラブセンチュリオン(賃貸住宅入居者向け友の会)」のサービス内容を強化していくことを明らかにした。


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