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アットホーム、5月の売物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社のネットワークにおける首都圏の2004年5月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると物件登録数は、中古マンションが1,763件(前年同月比19.1%減)で6ヵ月ぶりのマイナス。新築戸建てについては8,290件(同20.7%増)で18ヵ月連続のプラスとなった。一方、中古戸建ては1,342件(同▲26.5%)で5ヵ月連続のマイナス。居住用土地についても2,597件(同▲18.5%)で3ヵ月連続のマイナスとなった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たり33.71万円(同▲1.2%)で9ヵ月連続のマイナス、1戸当たりは2,081万円(同▲1.5%)で3ヵ月連続のマイナスとなった。新築戸建ては1戸当たり3,426万円(同▲5.6%)で41ヵ月連続下落となり、3ヵ月連続で過去最低を更新した。中古戸建ては1戸当たり2,995万円(同▲5.6%)で17ヵ月連続のマイナス、居住用土地は1平方メートル当たり17.67万円(同▲3.3%)であった。

 物件成約数の首都圏平均は、中古マンションが671件(同▲9.3%)となり、2ヵ月連続のマイナスとなった。一方、新築戸建ては2,294件(同23.9%増)で過去最高を記録、13ヵ月連続のプラスとなった。中古戸建ては470件(同▲22.1%)で5ヵ月連続のマイナスであった。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり31.76万円(同▲2.0%)、1戸当たりが1,897万円(同▲1.0%)で、ともに4ヵ月ぶりのマイナス。新築戸建ては1戸当たり3,482万円(同▲6.8%)で過去最低を記録、14ヵ月連続のマイナスとなった。中古戸建ては1戸当たり2,718万円(同▲4.3%)。


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