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NBF、投資物件に「アクア堂島大和堂島ビル」を取得

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は26日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として「アクア堂島大和堂島ビル」(大阪市北区)の不動産信託受益権取得を決定したと発表した。

 NBFでは、大阪地区を地方都市部最大の投資対象エリアと見て取得物件を積み上げてきており、同物件は大阪市内における5棟目(売却済物件を除く)の投資物件。JR「大阪」駅徒歩10分・同「北新地」駅徒歩7分・地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅徒歩6分など、複数路線が利用可能な利便性の高い立地にあるとともに、地方都市部最大かつ、全ポートフォリオ中3番目の規模であることから、ポートフォリオのバランス構成上大きな意義を持つ中核資産であると判断し、売り主のレゾン・プロパティ(有)(東京都中央区、代表:須貝 信氏)より178億1,000万円で取得することを決定した。
 建物引渡しは2004年9月30日。仲介者は三井不動産(株)、仲介手数料は5億3,430万円。

 同物件は、1993年4月~1996年12月の期間3期にわけて竣工した、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階付19階建てのオフィスビル。総賃貸可能面積は22,263.17平方メートル。テナント数は32で、総賃貸面積は17,418.54平方メートル、稼働率は78.2%。


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