東急(株)と東急アセットマネジメント(株)(以下、「TAM」)は15日、東急の賃貸住宅ブランド「スタイリオ」シリーズ5物件を、信託受益権化した上で私募ファンドに譲渡したと発表した。
譲渡先はTAMが組成とアセットマネジメント業務を受託する私募ファンド「合同会社TR1リアルティ」。同ファンドは、複数の国内事業法人を出資者として、2026年3月31日から運用を開始している。東急が開発した物件を、TAMが組成・運用するファンドへ譲渡し、オフバランス化を実現した東急グループ初の事例となる。
譲渡物件は、「スタイリオ蒲田II」(東京都大田区、鉄筋コンクリート造地上13階建て、22年2月竣工)、「スタイリオ池上WeLL」(東京都大田区、鉄筋コンクリート造地上5階建て、24年1月竣工)、「スタイリオ雪谷大塚レジデンス」(東京都大田区、鉄筋コンクリート造地上5階建て、23年10月竣工)、「スタイリオ蒲田CROSS」(東京都大田区、鉄筋コンクリート造地上13階建て、25年2月竣工)、「スタイリオ川崎」(川崎市川崎区、鉄筋コンクリート造地上15階建て、25年5月竣工)の5棟。
同ファンドには、東急も他の出資者と同一の条件で出資を行なうことで利害を一致させ、外部出資者との信頼関係強化を図る。また、東急リアル・エステート投資法人に対し、将来的な物件売却に関する優先交渉権を付与している。
今後も東急が持つ開発機能と、TAMによるファンド組成・運用機能を掛け合わせることで、幅広いアセットタイプにおいて資金回転型事業の拡大を目指し、グループ一体となった持続的な循環再投資モデルを構築していく。