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アットホーム、2004年7月の売物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社のネットワークにおける首都圏の2004年7月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが1,795件(前年同月比▲18.9%)、とマイナスになったが、新築戸建が9,390件(同22.5%増)で20ヵ月連続のプラス。また、中古戸建については1,390件(同▲18.4%)で7ヵ月連続のマイナス、居住用土地は2,765件(同▲15.3%)で5ヵ月連続のマイナスとなった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たりでは33.90万円(前年同月比▲4.2%)で11ヵ月連続のマイナス、1戸当たりも2,113万円(同▲5.0%)で5ヵ月連続のマイナスであった。新築戸建については、1戸当たり3,415万円(同▲5.0%)で前年同月比43ヵ月連続の下落となった。中古戸建についても2,985万円(同▲9.7%)で同19ヵ月連続の下落。居住用土地は、前年同月比で見ると、東京都23区で6.6%、東京都で9.9%、千葉県で7.8%とそれぞれ上昇したものの、神奈川県では▲9.8% 埼玉県で▲3.7%、下落しており、首都圏平均では1平方メートル当たり17.58万円(同▲2.2%)とマイナスとなった。

 首都圏平均の物件成約数は、中古マンションが647件(前年同月比▲12.6%)と再びマイナスとなったが、新築戸建は2,100件(同19.5%増)で15ヵ月連続のプラスとなった。一方、中古戸建については449件(同▲19.1%)と7ヵ月連続のマイナスとなった。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり30.96万円(同▲3.8%)、1戸当たりも1,827万円(同▲6.5%)と、再びマイナスとなった。一方、新築戸建は1戸当たり3,467万円(同▲4.0%)で16ヵ月連続のマイナスで、過去最低となった。中古戸建については1戸当たり2,728万円(同▲0.4%)であった。


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