（財）住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、「第21回住まいのリフォームコンクール」の審査結果を発表した。
同コンクールは、全国各地で施工された優秀なリフォーム事例・施工者を表彰し紹介することで、リフォームの水準向上や普及・促進を図ることを目的に1985年度より毎年行なわれているもの。21回目となる今回は、4月の募集開始から6月15日の締切までに、総計730件の応募作品が寄せられた。
審査は6月28日に「第21回住まいのリフォームコンクール審査委員会」（委員長：東洋大学・教授 上杉啓氏）により行なわれ、「国土交通大臣賞」に大薮義章建築計画所設計、ダイミツ建設（株）施工による大阪府八尾市の物件、「（財）住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞」に三谷設計が設計、渡辺建築施工の島根県大田市の物件、「住宅リフォーム推進協議会会長賞」にシーズ･アーキスタディオ建築設計室が設計、（株）渡辺富工務店施工の東京都品川区の物件、「審査委員特別賞」に（株）ライオンズファミリー設計・施工の埼玉県和光市の物件が選ばれたほか、特別賞をはじめとする入賞作品38件、増改築相談員奨励賞10名、マンションリフォームマネジャー奨励賞7名が決定した。
なお、国土交通大臣賞の表彰は、10月7日に住宅月間中央イベント記念式典（千葉・ホテルスプリングス幕張）で行なわれ、その他の賞については10月20日に「主婦会館プラザエフ」（東京都千代田区六番町）で表彰式が取り行なわれる。
また、入賞作品をはじめ優秀作品は、10月7日～10月11日まで住宅月間中央イベント会場（幕張ハウジングパーク）、10月18日～11月12日まで住宅金融公庫本店すまい・るギャラリーに展示されるほか、全国各地で開催される住宅関連フェア等で展示される予定。