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積水ハウスら3社、大規模マンション「新百合ヶ丘レガートプレイス」を建設

 積水ハウス(株)、昭和地所(株)、東急不動産(株)の3社は17日、旧あさひ銀行グラウンド跡地(神奈川県川崎市麻生区)において、音楽大学と集合住宅が一体となった複合開発「新百合ヶ丘レガートプレイス」(鉄筋コンクリート造地下2階・地上10階建て、総戸数357戸)を共同で開発、11月上旬より販売すると発表した。

 同プロジェクトは小田急線「新百合ヶ丘」駅徒歩4分の好立地に位置。敷地内には公園・広場・中庭や緑道を設置し、近隣の山口白山公園をはじめとする周辺の「グリーンネットワーク」と調和する計画となっている。
 また道路を隔てた東側には、一体開発として昭和音楽大学が建設予定(2007年4月開校予定)。音楽大学とマンションが一体となって「人と緑、街と文化、そして人と人が響きあう共生」空間をめざすとしている。

 特徴的なのが、高木・中木だけで1,100本以上を使用した植栽計画や外周を巡らすグリーンプロムナード(緑道)、シンボルツリーを配したプロムナードガーデン、居住者専用のレガートガーデン(中庭)など、充実のランドスケープデザイン。
 また「グリーンネットワーク」と中庭を視覚的に結ぶガラス張りのエントランスにはじまり、エントランスラウンジや集会室、ギャラリーやゲストルームなど共用施設も充実。さらにフロントではホテルフロント経験者によるサービスも受けられるほか、エントランスとエレベーター前の2ヵ所のオートロックおよび各住戸ロックの三重セキュリティ、365日・24時間体制の有人管理オンラインセキュリティの採用により、セキュリティ対策も万全となっている。

 間取りは2LDK(65.31平方メートル)~4LDK(114.15平方メートル)で、販売価格は未定。竣工予定は2006年2月上旬、入居開始は同年3月中旬の予定。


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