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トヨタホーム、都市型2階建住宅「エスパシオエフ・アーバンウィンド」をリニューアル

 トヨタホーム(株)は25日、昨年7月に発売した鉄骨軸組工法の都市型2階建住宅「エスパシオエフ・アーバンウィンド」を改良し、12月3日より発売すると発表した。

 半径12.5mのアール外壁「カーブドウォール」が特徴的な同商品は、都市型住宅として「外に閉じて、内に開く」という考え方を明確にし、採光、通風、防犯、プライバシーなどに配慮したもの。昨年7月の発売以来、首都圏を中心に好調に販売してきており、このほどプラン対応力、敷地対応力のさらなる向上をめざし、改良することとなった。

 外観タイプは、従来の4タイプから、「カーブドウォール」を用いた1タイプに集約。これにより商品イメージを明確化するとともに、「外に閉じる」考え方から、外部に面する部分に大きな開口を設けず、プライバシーを守りながら都市の喧噪を和らげるデザインとした。
 また内部は、「内に開く」考え方を採用し、2階に配置したリビングと連続してインナーテラスを設けることにより、都市部の密集地でも光や風を感じることができる、明るく開放的な空間を実現している。

 このほか、「カーブドウォール」の内側をインナーテラスにすることが可能となったことで、南側道路の敷地対応力が拡大したほか、袖壁端部にショートタイプを新規設定したことにより、狭小敷地や斜線規制への対応力も拡大した。
 さらに「ボーダータイル柄」外壁を新規設定するなどの外装仕様拡大や、内装・設備仕様の充実も行なった。

 販売価格は標準価格で坪当たり61万円。16都府県のトヨタホーム販売店11社を通じ、年間150戸の販売を見込んでいる。


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