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福岡市・人工島の大規模開発「アイランドシティ住宅開発事業」着工

 積水ハウス(株)ら「アイランドシティ住宅開発企業連合体」は25日、福岡市東区の人工島における「アイランドシティ住宅開発事業」に着工した。

 「照葉のまちづくり」をテーマに、自然環境と共生する「緑の島」の実現をめざす同プロジェクトは、約18haの事業用地において、戸建住宅236戸、集合住宅1,178戸、賃貸住宅100戸、総戸数1,514戸を建設するというもの。
 2011年(予定)までの期間、年間200~250戸程度を供給していく計画で、2005年度には戸建住宅35戸、分譲集合住宅144戸、賃貸集合住宅100戸を供給する見込み。第22回全国都市緑化ふくおかフェア『アイランド花どんたく』(主催・福岡市)開催期間中の2005年9月9日~11月20日に、同会場の東隣においてまちびらきを実施、2005年10月~12月頃の入居開始を予定している。

 このほど着工したのは、集合住宅(分譲棟)5棟144戸、集合住宅(賃貸棟)1棟100戸、および戸建住宅(宅地)97宅地。住戸プランは分譲棟が3LDK(約76平方メートル)~4LDK(約120平方メートル)、賃貸棟が1LDK(約54平方メートル)~3LDK(約69平方メートル)。宅地面積は約200平方メートル~280平方メートル。
 集合住宅の販売価格帯は2,000万円台半ば~4,000万円台後半、平均販売価格は3,000万円台前半。戸建て住宅の中心販売価格は4,000万円台後半を予定している。

 なお、事業主体である「アイランドシティ住宅開発企業連合体」は、博多港開発(株)、積水ハウス(株)、九州を代表する住宅会社から成る「アイランドシティ九宅協企業連合体」、福岡地所(株)とで構成されている。


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