プレミア投資法人（PIC）は1月31日、不動産投資信託（REIT）のための投資物件として、2005年6月竣工予定の共同住宅「プレミアブラン代々木公園」（東京都渋谷区、予定戸数60戸）の不動産信託受益権取得を決定したと発表した。
PICでは、同物件が東京メトロ千代田線「代々木公園」駅徒歩3分、小田急小田原線「代々木八幡」駅徒歩3分と、最寄り駅から至近な場所に位置することに加え、デザイン性の高いファサードを形成しているため視認性に優れていることなどを評価。都心5区におけるレジデンスへの投資比率を高め、ポートフォリオ全体の運用バランスの充実を図るべく、売り主の野村不動産（株）より23億3,000万円で取得することを決定した。
なお、同物件は未稼動物件であるが、PICでは、建物着工直後ではなく、竣工まで約5ヵ月と比較的短期間を残す時点で契約を締結したことや、建物が所定の図面どおりに竣工し検査済証の交付を受けていることなどを停止条件とすることなどにより、内在リスクの低減を図ったとしている。