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大京、04年度インターネットの新築マンション契約高が1,500億円を突破

 (株)大京は25日、2004年度のインターネットによる新築マンション契約実績を明らかにした。

 ホームページをきっかけとした新規発売の同社マンション契約戸数は3,796戸で、2003年度実績比で58.8%の大幅増となった。同社の2004年度新規マンション契約戸数は1万戸強となる予想で、そこから弾いたネット契約率は約35%となる。また、契約金額も1,514億円(前年度比64.2%増)と1,500億円を突破した。

 同社は、ネットユーザーに対して専門営業チームがワン・ツー・ワンのコンサルティング営業を展開。早期成約に結び付けている。大幅な実績アップの要因として、着工後早期発売の開始による物件告知を全国規模で効果的に展開したこと、テレビCM展開に連動したネット広告展開というホームページ完全連動型広告の実施で反響が増え、それが契約増に結びついたこと、バナー広告などネット広告の多面的展開による反響の増加、ホームページの頻繁なリニューアルによる鮮度の維持をあげている。

 また、同社子会社の大京住宅流通も、2004年度のホームページ利用の仲介実績を発表した。契約戸数は937戸(同3.9%増)、仲介手数料は9億8,635万円(同5.3%増)であった。


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