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不動協、岩沙新体制がスタート

懇親会で挨拶する岩沙弘道新理事長

 (社)不動産協会は27日、第45回通常総会を開催し、2005年度事業計画案、収支予算案等を承認・可決した。その後、改選された新役員の互選により、岩沙弘道氏(三井不動産(株)代表取締役社長)を理事長に、副理事長に新任の高島準司氏(住友不動産(株)取締役社長)、植木正威氏(東急不動産(株)代表取締役社長)ら6人を選任。岩沙新体制がスタートした。同協会理事長としては最年少での就任(62歳)。前理事長の高城申一郎氏(住友不動産(株)会長)と前副理事長の安藝哲郎氏(東急不動産(株)相談役)は、顧問となった。

 総会、懇親会のあと行なわれた就任会見の席で岩沙新理事長は、今年度の重点課題として今年度評価替えを迎える固定資産税の負担軽減など住宅税制のあり方ついての対応、住宅金融公庫独立行政法人移行に伴う安定した住宅金融システムの確保、住宅基本法制定に向けての提言などをあげ「これらの諸課題に、スピード感を持って対応したい」と抱負を述べた。また、「不動産業のパラダイムが大きく転換している。他の業界団体・経済団体との連携・協働も強めながら、時代の変革を先取りした提言・提案等の活動を積極的に行なっていきたい」とした。


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