不動産総合情報サービスのアットホーム（株）は22日、首都圏における2005年5月の賃貸物件市場動向を発表した。
同社への賃貸物件登録数は、居住用は52,817件（前年同月比▲1.0％）で7ヵ月ぶりにマイナス。一方、事業用は5,700件（同▲6.9％）で16ヵ月連続のマイナスとなった。
1平方メートル当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,580円（前月比▲4.1％、前年同月比1.2％上昇）、アパートが2,030円（同▲1.0％、同▲2.4％）。
1戸当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが10.54万円（前月比▲3.6％、前年同月比2.3％上昇）、アパートが6.41万円（同▲0.6％、同▲2.9％）であった。
居住用賃貸物件成約数は、9,737件（前年同月比0.4％増）で6ヵ月ぶりのプラス。地域別にみると、東京都下（同▲4.1％）、千葉県（同▲10.8％）で減少したのをはじめ、東京23区以外は減少が続く。
1平方メートル当たり成約賃料の首都圏平均は、マンションが2,620円（前年同月比3.1％上昇）、アパートが2,060円（同▲1.9％）。
1戸当たり成約賃料の首都圏平均でも、マンションが9.97万円で前年同月比2.3％上昇、アパートは6.55万円で同▲0.5％であった。