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NBF、日本最大規模のファンドに成長/「2005年6月期決算」発表

 日本ビルファンド投資法人は19日、「2005年6月期決算(短信)」を発表した。

 当期の運用、資産状況は、営業収益167億3,000万円(対前期比3.8%増)、営業利益は73億8,700万円(同▲1.9%)、経常利益は61億6,200万円(同▲2.3%)、当期純利益は61億6,100万円(同▲2.3%)、一口当りの分配金16,893円、分配金総額61億6,000万円であった。
 
 同投資法人では、中長期的な観点から、「赤坂山王スクエア」「堺筋本町センタービル」「NBF東銀座スクエア」「NBF宇都宮ビル」の4物件約203億円を取得し、運用資産の着実な成長と安定した収益の確保をめざした。これにより同投資法人のポートフォリオは、47物件、投資額4,141億円、総賃貸可能面積48.8万平方メートルに達した。
 また、全不動産ポートフォリオの稼働率は98.1%と、引き続き高い水準を示している。

 なお、同投資法人の到達目標5,000億円は達成範疇にあり、これに関して代表取締役の西山晃一氏は「5,000億円は第1フェーズの目標。達成後の第2フェーズは従来通り、ポートフォリオの充実を図っていくことを主眼として、成長を図っていく」と述べた。

 次期は、営業収益179億1,100万円、経常利益63億4,100万円、当期純利63億4,000万円を見込んでいる。


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