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首都圏・新築ワンルームの価格が上昇/東京カンテイ

 (株)東京カンテイは27日、首都圏と近畿圏における専有面積30平方メートル未満の分譲マンション(事務所・店舗用含む)および30平方メートル以上50平方メートル未満の物件の市場動向を調査、発表した。

 2004年までのワンルーム分譲価格は2,100万円前後でほぼ横ばいに推移してきたものの、2005年1月~9月では、価格が2,243万円(前年比2.8%上昇)となった。それに伴い、坪単価も330.2万円(同3.0%上昇)となった。はっきりと上昇傾向が表れたのはバブル崩壊以降初めてのこと。
 要因として同社では、ワンルーム供給適地である都心部における地価や建築コストの上昇を挙げている。

 なお、2005年(1月~9月)で最も供給の多かった行政区は新宿区(543戸)となっており、以下、品川区(536戸)、目黒区(416戸)と続いている。


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