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ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人、東証に上場/JREIT 29銘柄目

 ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人(東京都渋谷区、執行役員:鈴木雅之氏)は15日、29番目の不動産投資信託(JREIT)として、東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。

 同投資法人は、MLQ Investors,L.P、森観光トラスト(株)により、出資総額1億円で2005年9月8日に設立された。

 発行投資口数は87,000口、公募価格は1口当たり52万円。優れた賃借人・運営支援会社を擁するホテルを選定して取得、取得したホテルを固定賃料・変動賃料を戦略的に組み合わせ、賃貸することにより運営していく方針。
 なお同投資法人は同日付で、目論見書に記載された「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」(兵庫県神戸市)など6物件を取得した。取得価格の総額は728億8,000万円。資産運用会社「ジャパン・ホテル・アンド・リゾート(株)」(東京都渋谷区、代表取締役社長:鈴木雅之氏)により資産運営にかかる業務が行なわれる。

 また2006年8月期(2005年9月8日~2006年8月31日)業績は、営業収益30億400万円、経常利益13億600万円、純利益13億400万円、1口当たり分配金14,226円を予想している。

 上場初日の初値(始値)は59万8,000円、その後高値が60万円を記録し、終値は59万9,000円となり、順調なスタートを切った。


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