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アットホーム、2005年の賃貸住宅市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は15日、首都圏における2005年1年間の賃貸物件市場動向を発表した。

 同社への2005年1年間の賃貸物件登録数は、居住用が68万9,023件(対前年比2.0%増)となり、10年連続で過去最高を記録。一方事業用は6万6,035件(同▲9.5%)で、3年連続のマイナスとなった。

 1平方メートル当たりの登録賃料の首都圏年平均は、マンションが2,613円(同1.2%増)、アパートは2,057円(同▲1.4%)。1戸当たりの登録賃料の首都圏年平均は、マンションが10.46万円(同0.7%増)、アパートは6.37万円(同▲2.5%)であった。

 居住用賃貸物件成約数は13万6,580件(同▲2.3%)で、3年連続の前年割れ、なお、新築マンションの成約は好調となっている。23区では新築の好調受け全面積帯で増加、首都圏で唯一成約増に転じている。

 また、1平方メートル当たり成約賃料の首都圏年平均は、マンションが2,610円(同2.5%増)、アパートは2,117円(同▲1.0%)。1戸当たりの成約賃料の首都圏年平均は、マンションが9.73万円(同1.1%増)、アパートは6.46万円(同▲1.2%)。マンションは平均面積の縮小が続いており、4年連続で前年度比マイナスとなっている。


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