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1月の中古マンション価格、首都圏は強含み傾向/東京カンテイ調べ

 (株)東京カンテイは20日、2006年1月度の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。

 同調査は、同社に登録された中古マンションの売り希望価格を各行政区単位ごとに算出し、その平均坪単価を一般的なファミリータイプの価格に即するよう70平方メートル換算したもの。

 これによると、首都圏1月の中古マンション価格は2,540万円(前月比▲0.1%)。わずかに下落したものの、これは埼玉県の事例が約2割増加したことが要因と考えられ、東京都、神奈川県、千葉県では前月比いずれも上昇、実質的には強含みとなっている。
 主要都市別には、千葉市(1,650万円、前月比0.1%上昇)でほぼ横ばい、東京23区(3,374万円、同0.9%上昇)、横浜市(2,274万円、同0.3%上昇)、さいたま市(1,910万円、▲0.8%)となっている。

 近畿圏の中古マンション価格は1,622万円(同0.7%上昇)。大阪市(1,961万円、同1. %上昇)と3ヵ月連続の上昇。一方、神戸市(1,525万円、同▲1.0%)と4ヵ月連続で下落。

 中部圏は、1,351万円(同2.0%上昇)。名古屋市は1,531万円、(同▲1.0)%と6ヵ月ぶりに前月比下落であるが、下落幅は小さく、安定傾向が以前続いていると見える。


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