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SBIホールディングス、「未公開株式組入不動産ファンド」を組成

 SBIホールディングス(株)は、未公開株式を組入れた公募型不動産ファンド「SBI未公開株式組入不動産ファンド匿名組合(四半期分配型)1号」(愛称”四葉のクローバー”)を組成。グループ会社の、イー・トレード証券(株)およびSBI証券(株)を通じて募集を開始した。

 同社は、新たなコアビジネスの一つとして「住宅不動産事業」への本格的な進出を開始しており、今回のファンド組成もそうした戦略の一環。
 今回組成するファンドは、長期的な資産運用商品としてのメリットである「インカム・ゲイン」にターゲットを絞った債券型の要素と、未公開株式への投資による「キャピタル・ゲイン」にターゲットを絞った未公開式ファンド要素を融合させたハイブリット型の新しい不動産ファンド。おおむね8割以上を、不動産信託受益権に投資。残り2割を上限に、未公開株式等に投資していく。投資総額は、150億円を上限とし、四半期ごとに配当金を分配する。

 同社は今後、より大規模な不動産ファンド事業への参入も検討し、同社グループの特色を生かした不動産ファンドを順次組成していく予定。


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