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東京建物が管理運営する宿泊施設「レジーナ京都」、4月21日にオープン

 東京建物(株)は6日、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構から管理運営を受託している年金福祉施設、旧「社会保険京都健康づくりセンター(ペアーレ京都)」(京都市上京区新町通今出川下ル)が新たに「レジーナ京都」として4月21日にオープンすると発表した。

 独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構は、年金資金等への損失の最小化を図ることを目的に、民間企業のノウハウを活用し、年金福祉施設および政府管掌健康保険の保健・福祉施設の整理合理化を推進している。年金福祉施設の管理運営を民間企業が受託したのは、同社が初。

 「レジーナ京都」は、京都市営地下鉄「今出川」駅徒歩5分、京都御所まで徒歩約5分の京都市中心部に位置する、鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建て、延床面積7,869平方メートルの宿泊施設。
 客室36室のほか、会議室・宴会場、研修室、レストラン、室内温水プール、トレーニングジム、陶芸室等で構成されており、旧「社会保険京都健康づくりセンター」の施設および運営メニューを引き継いでいる。

 施設全体の価値向上をめざし、客室内の什器・備品を充実するほか、玄関ロビーの改装、インターネット予約システムの導入、カルチャー教室の講座数を増設するなど、ハードとソフト両面での見直しにより、稼動率の向上を図っていく。
 また、旧「社会保険京都健康づくりセンター」の従業員を継続雇用するとともに、東京建物グループの人材やノウハウを活用し、少人数による運営を行なっていく。

 カルチャー教室は4月10日、レストランは4月15日、宿泊施設は4月21日より営業を開始する。なお、プール・ジムに関しては、設備改修後営業を開始する予定。

 東京建物グループは、今後もさまざまな施設保有者から、施設管理運営の受託業務を積極的に展開していく方針。


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