ミサワホーム（株）は、在来木造住宅用のリフォームをシステム化した、ミサワホームイング「耐震＋制震リフォーム」を10日より発売する。
同社では、在来木造リフォーム用の制震システム「MGEO-R」を2005年10月に販売しているが、同システムを設置する際に、まず耐震診断を行ない、その結果上部構造評点が1.0未満の場合は耐震補強設計および耐震補強工事を経て設置することとなっている（1.0以上の場合は補強なしで設置）。
新商品「耐震＋制震リフォーム」では、この「耐震診断」「耐震補強設計」「耐震補強工事」「制振装置設置工事」の一連の流れをシステム化するとともに、ユーザーに対する耐震補強工事の見積りをパッケージ化し、価格設定を分かりやすくした。
価格は、例えば外壁側耐力壁（5M）と内装張替え（3室）、布基礎補修（5ヵ所）、劣化部分補修などを盛り込んだパッケージの場合で、210万円程度（税別）となる見込み。