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ウイルステージ、高齢者生活支援対応マンションを開発

 (株)ウイルステージ(滋賀県草津市、代表取締役:大谷洋士氏)は、高齢者生活支援対応システム・NERS(ナース、New Elder Residence Support)システムを導入したマンションプロジェクト第1弾「ウイルライフ南彦根」(滋賀県彦根市)を10月より分譲開始すると発表した。

 同プロジェクトは、高齢者を介護や医療の対象としてではなく、これからの生活を楽しむ世代(ニューエルダー)と定義。その暮らしの提案と住宅環境の整備したマンション分譲を行なう。都市型立地と所有権方式を前提に、「住宅サポートシステム」「健康サポートシステム」「生活サポートシステム」からなる、三位一体のサポート体制を特徴とする。

 「住宅サポートシステム」は、高齢化に伴い必要となるリフォームやアシスト装備を導入できる「高齢者対応リフォームオプション」を採用。段階的に2回まで無料でオプションを行使できる。「健康サポートシステム」は医療や介護の専門会社と提携。入居者が日々の健康管理と健康相談、緊急対応を含めたサポートが得られるシステムを構築する。「生活サポートシステム」は、入居者の健康増進や生活習慣病予防のためにスポーツクラブ、食材や食事のケータリングサービスを提供するスーパーマーケットなど、商業施設との提携を行なう。

 第1弾となる「ウイルライフ南彦根」は、JR琵琶湖線「南彦根」駅徒歩1分に立地し、地上9階建て・総戸数は56戸。住戸は、2LDK~4LDK、専有面積は63~93平方メートル。竣工は2007年7月下旬、入居は同年8月下旬。販売価格は未定。


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