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分譲事業が好調で経常1.5倍に/東京建物06年12月期中間決算

 東京建物(株)は22日、2006年12月期中間決算を発表した。

 当中間期(2006年1月1日~6月30日)の連結業績は、売上高1,566億700万円(前年同期比125.6%増)、営業利益249億2,500万円(同121.6%増)、経常利益231億2,200万円(同157.6%増)、中間(当期)純利益141億4,900万円(同297.7%増)と大幅な増収益になった。

 賃貸事業では、「KY麹町ビル」(東京都千代田区)を取得、またSPCを活用した手法により「栄ビル」(名古屋市)等への投資を行なうとともに、「オリナスタワー」(東京都墨田区)等を新規に管理受託するなど、営業収益215億7,600万円(同0.7%増)、営業利益は97億3,200万円(同1.8%増)を計上。分譲事業では、「Brilliaタワー東京」(東京都墨田区)、「グランエスタ」(同江東区)、「ルネッサなんばタワー」(大阪市)等の大規模マンションの売り上げを計上したほか、大規模複合施設「olinas」の事務所棟の約50%と商業施設の売却、戸建て住宅「Brillia Terrace吉祥寺南町4丁目」(東京都武蔵野市)の販売などが売り上げ貢献。営業収益1,173億1,700万円(同243.9%増)、営業利益は161億7,500万円(同965.7%増)と大幅に業績を上げた。
 
 通期の業績予想は、連結売上高2,400億円、経常利益290億円、当期純利益160億円を見込んでいる。


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