（株）東京カンテイは16日、2006年10月度の「三大都市圏・主要都市別／中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社に登録された中古マンション（ファミリータイプのみ）の売り希望価格を各行政区単位ごとに集計・算出。その平均坪単価を、70平方メートル換算したもの。
10月の首都圏全体の中古マンション価格は2,494万円（前年同月比3.4％上昇、前月比2.1％上昇）。9月はやや下落していたが、反転上昇した。都県別では、前年同月比で1都3県すべてが上昇。中でも、東京都は3,310万円・同6.6％上昇と際立っている。前月比では、千葉県のみがわずかに下落している。主要都市別では、東京23区で3,654万円（同8.4％上昇、同▲0.7％）。横浜市が2,320万円（同2.5％上昇、同 0.0％）、千葉市が1,610万円（同0.2％上昇、同0.6％上昇）、さいたま市が2,042万円（同6.8％上昇、同4.6％上昇）。23区とさいたま市の上昇が目立った。
一方、近畿圏は1,712万円（前年同月比6.3％上昇、前月比2.1％上昇）となり、47ヵ月ぶりに1,700万円台となった。中部圏は1,399万円（同4.2％上昇、同1.2％上昇）前月比では4ヵ月連続で上昇している。