（財）日本賃貸住宅管理協会（日管協）レディース委員会（委員長：北澤艶子氏）は21日、設立10周年を記念した全国大会を明治記念館（東京都港区）で開催。同委員会メンバーら250名が参加した。
実務研修会と10周年記念パーティーを兼ねた同大会。「この10年で、女性の活躍は大きく伸展してきました。しかしながら、日本ではまだまだ女性のアピールが不足。今後、さらに業界全体のイメージアップにつなげていくためにも、今日はたくさん勉強しネットワークを広げてほしい」との北澤委員長の挨拶で幕を明け、同会顧問である塩見紀昭氏によるオリエンテーション、本部と支部レディース委員会における総括、同会の10年を振り返った活動報告が行なわれた。
後半は、記念講演に高野 登氏（ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー、日本支社長）を招き、「どうすればお客さまに感動を与えられるのか」をテーマに、リッツカールトンの歴史や方針、マニュアルから形成する従業員の育成やチームワークについて話を聞いた。
特別講演では、安藤 泉氏（（有）コンフォール代表取締役）が「10年連続入居率99％。カリスマオーナーのマンション経営法」と題し、自身の体験に基づいた、きめ細かいサービスによる長期優良入居者の獲得方法などを紹介した。