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「新丸ビル」がグランドオープン/三菱地所

「新丸ビル」外観
オープニングセレモニーのテープカットの様子。中央が代表取締役・木村惠司氏

 三菱地所(株)は27日、「新丸ビル」(東京都中央区)をグランドオープンした。

 同ビルは、地下4階地上38階建て、商業ゾーンとオフィスゾーンからなる複合ビル。敷地面積は約1万平方メートル、延床面積約19万5,000平方メートル。総店舗面積約1万6,000平方メートル(地下1階から地上7階)の商業ゾーンは、飲食店やファッション店など153店舗が入居する。2007年秋には高級ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」も開業を予定しており、これにより、1998年から東京駅周辺を中心に同社が推進してきた「丸の内再構築第1ステージ」が完成する。

 08年からの10年間は、「第2ステージ」として、09年度には「三菱商事ビル・古河ビル・丸ノ内八重洲ビル建替計画」、10年度には「東銀ビル建替計画」がそれぞれ竣工する予定となっている。

 オープニングセレモニーで、同社代表取締役・木村惠司氏は「丸ビル完成から5年が経ち、働くだけでなく文化の発信や買い物のできるまちとして生まれ変わった。新丸ビルでは訪れる方全員に、開発コンセプトである『大人の素敵な時間』を過ごしていただき、末永く愛されるビルにしていきたい」などと語った。


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