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「福井県本部」が発足、オールジャパン体制を確立/全日

設立総会の模様
「全日に入会して良かったと思われる協会作りに、会員とともに邁進していきたい」と抱負を述べる藤本本部長
総本部・川口理事長(写真左)から協会旗を受け取る藤本本部長

 (社)全日本不動産協会福井県本部、(社)不動産保証協会福井県本部、全日本不動産政治連盟福井県本部それぞれの設立総会が、4月25日、福井市内のホテルで行なわれ、3団体が正式に発足した。これにより、全日本不動産協会は47都道府県すべてに本部の設置を完了。念願の“オールジャパン”体制を確立した。

 設立総会には、県本部設立発起人会メンバーと会員約30名、総本部役員など来賓70名が参加した。総会では、県本部設立趣意書案、本部規約案、19年度事業計画案、収支予算案をそれぞれ承認・可決。理事会の互選により、本部長には県本部設立発起人代表の藤本武敏氏が就任した。

 本部長に就任した藤本氏は「本部長に就任し、あらためて緊張している。総本部の皆さんやわれわれを独立に導いてくれた富山県本部の皆さんなど、さまざまな人達の協力があって何とか設立に漕ぎ着ける事ができた。皆さんの期待に沿えるよう、全日に入会して良かったと思われる協会作りに、会員とともに邁進していきたい」と抱負を述べた。

 また、来賓として挨拶した全日総本部・川口貢理事長は「55年前、7地方本部でスタートしたわが団体にとって、47都道府県に地方本部を設置するという事は、私や会員の皆さん、諸先輩方にとっての念願であり、今日、福井県本部の誕生により悲願のオールジャパン体制となったことは、まことに慶賀に耐えない。これを機に、消費者に信頼される不動産業の確立と発展に邁進する、という全日創立の精神を今一度思い出し、新たな一歩を踏み出したい」と語った。

 福井県本部は、富山県本部から分離・独立する形で、会員28社でスタート。今後、正会員35社を目標に、加入促進活動を展開する。


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