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2007年3月および第1四半期の「新設住宅着工統計」発表/東京都

 東京都都市整備局は8日、東京都内における2007年3月および第1四半期の新設住宅着工統計を発表した。

 これによると、3月の新設住宅着工戸数は1万5,272戸で、全体で前年同月比▲2.2%と3ヵ月連続で減少した。

 利用関係別では、「持家」が1,452戸(前年同月比▲10.6% 3ヵ月連続の減少)、「貸家」が5,923戸(同▲11.0% 3ヵ月連続の減少)となった。「分譲住宅」は7,849戸(同8.4%増 3ヵ月ぶりの増加)となり、うち「マンション」は6,117戸(同12.1%増 3ヵ月ぶりの増加)、「一戸建て」は1,703戸(同▲2.9% 3ヵ月連続の減少)。

 地域別では、都心3区は1,241戸(前年同月比▲22.4% 2ヵ月ぶりの減少)、都心10区は5,238戸(同15.5%増 2ヵ月連続の増加)、区部全体では1万1,021戸(同▲11.8% 3ヵ月連続の減少)、市部では4,228戸(同37.5%増 3ヵ月ぶりの増加)となった。

 また、2007年第1四半期の新設住宅着工戸数は、2期ぶりの減少となる3万9,487戸(前年同期比▲12.2%)であった。
 利用関係別では、「持家」が4,007戸(同▲9.5%)で5期連続の減少、「貸家」が1万6,071戸(同▲13.3%)で3期ぶりの減少。「分譲住宅」は1万9,182戸(同▲12.2%)で2期ぶりの減少となり、このうち「マンション」は1万4,271戸(同▲12.9%)で2期ぶりの減少、「一戸建て」は4,815戸(同▲9.8%)で2期ぶりの減少となった。
 地域別には、都心3区が2,123戸(同▲38.9%)で9期連続の減少、都心10区は1万3,573戸(同▲15.6%)で2期ぶりの増加となった。区部全体では 2万9,711戸(同▲15.8%)で2期ぶりの減少となったが、市部では9,663戸(同0.7%増)で2期連続の増加となった。


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