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仲介取扱高2ケタ増、純利益100億円突破/住友不販07年3月期決算

 住友不動産販売(株)は10日、2007年3月期決算を発表した。

 当期(2006年4月1日~07年3月31日)の連結売上高は703億6,900万円(前年同期比19.2%増)、営業利益209億1,800万円(同40.9%増)、経常利益214億5,500万円(同41.4%増)、当期純利益110億100万円(同22.2%増)。4期連続の増収増益で、各利益は過去最高を更新した。

 主力の仲介業務は、全国で7店舗を新規出店し、231店舗のネットワークとしリテール需要を獲得したほか、ホールセール部門も事業法人、ファンド・リートに向けた営業を強化。取扱価格の上昇もあり、取扱高1兆519億9,800万円(同13.3%増)、取扱件数2万9,199件(同4.5%増)、営業収益519億3,200万円(同16.1%増)、営業利益196億600万円(同23.6%増)と、取扱高が初めて1兆円を超えた。
 受託販売業務は、都心の大型物件引渡しにより取扱い価格が上昇し、取扱い件数6,030件(同▲7.8%)も、営業収益64億5,400万円(同▲0.1%)、営業利益12億1,100万円(同4.6%増)を確保した。

 次期については、売上高754億円、営業利益230億円、経常利益235億円、当期純利益137億円を見込んでいる。


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