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日用品育成事業「sozo_comm」が始動/国際家具産業振興会

挨拶をする小菅康正会長

 (社)国際家具産業振興会が主催し、経済産業省などが後援する生活産業(日用品)ブランド育成事業である「sozo_comm」は7日、「東京ビッグサイト」(東京都江東区)でプロジェクト説明会を開催した。

 同事業は、国内の事業者が製造もしくは企画開発した生活関連製品(日用品)で、世界に発信しうるものを募集・選定し、世界的に有力な見本市において展示・販売促進を行なうもの。本年度は、2008年2月8日よりドイツで開催される世界的な生活関連製品の見本市「Ambiente2008」(以下、アンビエンテ)に向けての製品募集事業を開始している。
 主催者代表挨拶に立った小菅康正会長は「これまでの支援事業と異なる点は、その製品が持つ“モノ語り性”を重視していくということ。世界市場でも売れる製品を期待している」などと語った。
 
 応募用件は「日本国内の事業者が製造もしくは企画開発した商品であること」、「生活関連製品(日用品)として、世界に発信しうるもの」、「自社のブランドであること。ライセンスブランドでないこと」などの条件を満たすもので、リビング家具から調理器具、文具などがその対象となる。
 応募方法はホームページより応募書類をダウンロードし、必要事項を記入。2007年5月9日(水)~6月30日(土)の間に主催者に提出する。7月下旬には書類審査結果が発表され、11月に東京ビッグサイトで開催される「東京国際家具見本市会場内」での現物審査の後、アンビエンテでの出展となる。

 また、メサゴ・メッセフランクフルト(株)(東京都千代田区、代表取締役社長:広瀬明洋氏)によるアンビエンテへの出展プロジェクト「COOL J」とコラボレーションすることを発表。「sozo_comm」の統括プロデューサーである高田公平氏((株)レピス代表)がトータルにコーディネートすることで、今後のビジネスに繋がる環境づくりをしていく。


 


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