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戸建販売価格低下も売上高は2ケタ増/飯田産業07年4月期連結決算

 (株)飯田産業は14日、2007年4月期連結決算短信を発表した。

 当期(2006年5月1日~07年4月30日)連結業績の売上高は1,221億6,000万円(前期比12.6%増)、営業利益は93億1,700万円(同16.6%増)、経常利益は86億200万円(同16.0%増)、当期純利益は50億7,400万円(同24.5%増)となった。

 当期業績は、戸建て分譲住宅事業において販売競争の激化によって販売価格の低下を招き、一部においては土地の仕入れ価格の上昇も販売価格に転嫁できないなど厳しい状況となり売上高1,049億2,700万円を計上。
 分譲マンション事業では、ターゲットを1次取得者(持ち家志向の若年層)にするとともに、将来の建て売り住宅顧客として位置付け、建て売り住宅との棲み分けを行なった。結果、売上高は147億4,200万円となった。

 なお、次期通期業績予想については、土地の仕入れ価格の上昇分や建築コストの上昇に見合った販売が徐々に可能となると見込み、売上高1,510億円、経常利益113億円、当期純利益66億円としている。


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