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1口当たり分配金は1万959円/FCRI07年4月期決算

 FCレジデンシャル投資法人(FCRI)は18日、2007年4月期決算を発表した。

 当期(2006年11月1日~2007年4月30日)の営業収益は8億4,800万円(前期比6.6%増)、営業利益は4億7,900万円(同6.8%増)、経常利益は3億5,800万円(同1.3%増)、純利益は3億5,800万円(同▲1.0%)、1口当たり分配金は1万959円となった。

 同社の期末時点のポートフォリオは、賃貸住宅18物件(サービスアパートメント4物件を含む)、ホテル2物件の合計20物件、取得価格の総額は271億7,800万円、総賃貸可能面積は3万4,551.43平方メートルであった。
 分配金については、税制の特例の適用により利益分配金の最大額が損金参入されることを企図し、投資口1口当たりの分配金が1円未満となる端数部分を除く当期未処分利益の全額を分配することとした。

 なお次期は、東京都心を中心に、主たる用途を居住施設またはホテルとする不動産等を主な投資対象としていく。また、物件取得にあたっては、ファンドクリエーショングループの有するノウハウを活用しながら、物件価格の上昇に相応し、中長期的に賃料の上昇を予想できる優良物件の取得をすすめていくこととし、営業収益8億2,500万円、経常利益3億2,300万円、純利益3億2,700万円、1口当たり分配金1万5円を見込むとしている。


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