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1口当たり分配金1万4,992円、ポートフォリオ総額1,300億超に/TOP07年4月期決算

 トップリート投資法人(TOP)は18日、2007年4月期決算を発表した。

 当期(06年11月1日~07年4月30日)の営業収益は45億2,600万円(前期比▲16.5%)、営業利益26億4,700万円(同▲18.8%)、経常利益23億2,400万円(同▲14.9%)、当期純利益23億2,300万円(同▲14.9%)。1口当たり分配金は1万4,992円で、配当性向は100%。

 当期中、同投資法人はスポンサー企業とのパイプライン・サポート契約に基づき、初の住宅資産となる「深澤ハウスHI棟」(取得価格106億3,500万円)のほか、初の投資法人間共有物件となる「武蔵浦和ショッピングスクエア」(取得価格43億3,500万円)や、「OAK PLAZA」(取得価額25億9,000万円)を取得。当期末現在のポートフォリオは計11物件、取得価格総額1,308億4,600万円となった。
 また、当期末現在の借入総額は543億円、総資産有利子負債比率は38.0%、長期借入金比率61.5%、固定金利比率42.4%。なお、運用資産全体の稼働率は99.5%。

 次期については、スポンサー企業によるパイプライン・サポート契約を最大限に活用するとともに、ポートフォリオ全体に占める1物件あたりの投資金額は中長期的には20%未満を目処に行なう方針で、次期は、営業収益46億9,800万円、経常利益16億4,400万円、当期純利益16億4,300万円、1口当たり分配金1万600円を見込む。


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