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都心5区の新築大型マンション価格、88.6%上昇/RIF

 住宅インデックス・フォーラム(RIF)は25日、2007年上期版「住宅マーケットインデックス」を発行した。

 住宅インデックス・フォーラムは、(財)日本不動産研究所の調査協力を得て、アットホーム(株)、(株)ケン・コーポレーションが運営する団体。東京23区のマンション全般を対象とした市場動向インデックスをまとめている。

 それによると、東京23区の新築マンション価格では、大型タイプ(80平方メートル以上)が1平方メートル当たり97.8万円と前年同期比29.3%上昇したほか、標準タイプ(40平方メートル~80平方メートル未満)でも同76万円と同14%上昇、小型タイプ(40平方メートル未満)も同100.1万円、同4.1%上昇となった。特に都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)の大型タイプは同158.6万円と、同88.6%上昇。「億ション」の供給増を反映したものとなった。
 一方、東京23区の新築マンションの「粗利回り」をみると、大型が5.8%(前年同期比1.7ポイント低下)、標準が5.5%(同0.5ポイント低下)、小型が4.6%(同0.1ポイント低下)と、賃料上昇が価格上昇に追いつかず、小型タイプでは過去最低に並んだ。

 また、東京23区の中古マンション価格も大型・標準・小型の全タイプで前年同期比7%~8%上昇したものの、「粗利回り」は全タイプで低下。小型タイプは6.5%と、過去最低を2期連続で更新した。

 なお、「住宅マーケットインデックス」(A4判、約60頁)には東京23区、都心5区、各区における新築・中古、大型・標準・小型の各マンションタイプの価格、賃料、利回り水準などを掲載しており、定価は2,100円(税込み)。

 購入の問い合わせはアットホーム(株)カスタマーセンター(03-3730-6395)まで。

 
 


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